001-010

愛して見ればいい
 そうすれば痺れるほどの愛おしさが貴方をつつむだろう

君が壊れ始めたのに最初に気付いたのは君だった
 僕が壊れ始めたのに最初に気付いたのも君だった

君を想う事だけは許して欲しい
 いつか君を殺さなければならないけれど

本物になりたかった偽物と偽物に憧れた本物
 (最初から一つであればよかったのか)

手放すはずないさ、君が望むまで。
 いや、たとえ望んだとしても離しはしない

追い掛ける事は出来ない
 追い掛けたところで、かける言葉も延ばす腕も持ち合わせていないのだから

思い出したくないことは忘れなさい
 そしたら生きていけますから

昔よりも嘘をつくのが上手くなりました
 それでも貴方には見抜かれるのでしょうけど

希望を抱く事が愚かなのではなく
 それに縋る事が愚かなのだ

全て忘れるから、全て捨てるから
 だから後少しだけ想う事を許して下さい


011-020

泣いてもいいよ
 ハンカチでも胸でも貸してあげるから

ただの意地でも強がりでもでもいい
 それは僕にはないものだから

手を伸ばしても届かない
 だからといって諦める訳にはいかないのだ

三回言って一回大好きとつぶやいた。

言葉にしなくちゃ伝わらない
 言葉にしても伝わらない

貴方は知らないでしょう
 チリチリと燃えるような初恋を

好きと嫌いの境界線
 あっ、今傾いた

誰を思ってるの?
 お前だなんていえやしない

忘れてください、私も忘れるから
 忘れないと生きていけないから

私より貴方を望む人に囲まれて
 今日も貴方を待っている
 

021-030

甘く熟れて夏
焦れた君の会心の一撃

彼みたいに世界よりも貴方を選ぶ事は出来ないけれど、貴方が愛した世界を守っていきます。
貴方が笑っていられるように。

何も言わなくていい
こうしていられるのなら、それだけで

月が見てる?
見てるのは俺だけさ

こんにちは、地球
そしてさよなら地球

どうか悲しまないで
君は何も悪くないのだから

自己チュー上等!
今したいのは君にチュウ

私にも出来ないことはある
貴方にあの人に向けるような顔をさせること
あの人に貴方に向けるような顔をさせること

地獄の果てへいらっしゃい
天国にも負けないおもてなし

悲しみも憎しみも喜びさえも全て終わる場所へ
君の手をとって


031-040

僕のどこが駄目なのなんて、恋する人がいる人間に聞くことじゃない。
答はただ一つ君があの人じゃないからさ。

おやすみ、あいしてるよ
嘘だけどね

死ぬ事より生きる事の方が勇気がいる?
死んだ事もない癖に

正義と信じていたわけではありません
ただ貴方についていきたかったのです

自分の評価をするのは自分以外の誰か
他人を評価するのは自分を含めたその他大勢

握りしめていた手は君には届きませんでした。
当たり前です、ただ握っていただけなのですから。(のばそうともしなかった)

僕が望んだ 君達がいる世界
僕が望んでいる 君達が笑いあえる世界

大丈夫。ちゃんと帰ってくるよ。
たとえ辛い記憶しかなくとも。
君がいるから。
辛い記憶をつくったのも君だとしても。

何も知らなければ
僕らはもっと綺麗にとべたはずなのに

あの子を見つけられる
きみのめをちょうだい


041-050

俺だけが苦しめばいい
その言葉に俺は苦しんでいる

君がいないから続いてく世界
ちくしょう、滅んじまえ

最初から間違っていたのなら
少しは報われただろうに

いつ消えるかもわからない貴方に
今日も俺は怯えている

頭が嫌でも思い出す
そうしないと生きていけないとでも言うように

喉元に噛み付いて
出来る事なら噛みちぎってよ

君に会えて僕は幸せと思ったから
僕に会えて幸せだったと君に思わせてみせるよ

あの頃はただ純粋にお互いを想いあっていた。
何時までもこのままでいられると思っていた。

愛してるよ、嘘だけどね。
(僕もだよ)

その時の秘密はいつか花になる
密かに色づき香るだろう