ニーチェ題・愛せない場合は通りすぎよ
・神もまた、その堕ちる地獄を持っている。それは人間への愛だ。
・事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。
・汝の敵には嫌うべき敵を選び、軽蔑すべき敵をけっして選ぶな。
汝は汝の敵について誇りを感じなければならない
・攻撃する勇気は最善の殺戮者だ、死をも殺戮する
・人間は誇りをもってもはや生きることができないときは、誇らしげに死ぬべきである
・多くの人間は、その記憶があまりにもよいという唯一の理由から思索者になれない
・正義とは、ほぼ同等の力の状態を前提とする褒賞との交換だ。
・善も強ければ、悪にも強いというのが、いちばん強力な性格である
・同情されたがる渇望は自己陶酔、しかも、隣人の懐を傷めての自己陶酔の渇望である
・私は隣人に対する愛を諸君に勧めない。私が諸君に勧めるのは、いと遠きものに対する愛である
・苦しみをともにするのではなく、喜びをともにすることが友人をつくる
・大きな苦痛こそ精神の最後の解放者である。この苦痛のみが、われわれを否応なしにわれわれの最後の深みにいたらせる
・たくさんのことを生半可に知っているよりは何にも知らないほうがよい。
・自分の意見を隠すか、さもなければ、その意見の陰に自分を隠すか、そのいずれかがよい。
・愛、その手段においては両性の闘い、その根底においては両性の生命がけの憎悪
・怪物とたたかう者は、みずからも怪物とならぬようにこころせよ。
なんじが久しく深淵を見入るとき、深淵もまたなんじを見入るのである。
※フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
ドイツの哲学・古典文献学者。
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