青梅雨(あおつゆ)
新緑に降りそそぐ梅雨 青葉が雨に濡れて、いっそう緑が濃く見える

朝凪(あさなぎ)
夏の晴れた朝、陸風と海風が入れ替わるとき、まったく風が止むこと

朝焼(あさやけ)
日の出前に、東の空が真っ赤に染まるようす

打ち水(うちみず)
夏の暑さをしのぎ、涼を得るために、門前や庭などに水をまくこと

空蝉(うつせみ)

蝉の抜け殻


炎暑(えんしょ)
燃えるような真夏の暑さ

炎天下(えんてんか)

夏の太陽の激しく照りつける空の下

薫風(くんぷう)
夏の南風 木々の間や水の上を通り過ぎ、その香りを運んでくる

五月晴(さつきばれ)
陰暦五月の梅雨時の晴れ間

涼風(すずかぜ)
真夏に吹くさわやかな風

蝉時雨(せみしぐれ)
たくさんの蝉が、こちらで鳴きやんだかと思うと、あちらでまたひとしきり盛んに鳴くようす

走馬灯(そうまとう)
回転するにつれて、影絵が回るように見える吊り灯ろう

梅雨寒(つゆざむ)
梅雨時に北から寒気団が近づき、急に気温が下がること

土用波(どようなみ)
太平洋沿岸に寄せる高波 台風に伴うもので、夏の終わりを告げる

夏座敷(なつざしき)
障子や襖を取り外し、簾を吊るなどして、涼しげな趣に変えた和室

短夜(みじかよ)
短い夏の夜

立夏(りっか)
新緑が輝き薫風もさわやかで、一年のうちで最も気持ちのよい季節