吉原の恋


快楽と欲が渦巻く籠の中へようこそ
色でかためたこの身体
戯れを楽しめないのは野暮というもの
どんな私がお好みで?
誰より愛しております、少なくとも今宵は
そしてまた誰かと夜を重ねる
手練手管に隠れた心根
ばかな人
次もお待ちしております
月さえも見えぬ夜